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敷地面積  464.00u
建築面積  184.00u
延床面積  271.00u
地上2階
RC造

敷地は淡路島の南端、福良湾を望む高台にありました。
まさに太陽と風と緑に囲まれたような敷地ででした。

明るく、開放的で、大人数が集まれる家。
夏、涼しくて、冬、暖かい家。

構造はRC造、壁構造を選択し、南向きの開口を極力大きくとりま
した。そして、その大きな開口に深めの庇と袖壁をつけることによ
り、日照をコントロールし、Low-e ガラスの採用により、冷暖房の
負荷を軽減させました。一方、これにより、外観はコンクリート打
ち放しの袖壁や庇と、塗壁装材の壁、ガラス等の構成要素がリズミ
カルで陰影の深いファサードを生み出すこととなりました。

RCの構造をメインフレームとし、その中に、木造のサブフレーム
を入れ込むという手法を採用し、生活様式の変化や設備の今後の技
術の進歩や変化、機器の老朽時への対応を意図しました。

1階の南側には、和室・ダイニング・リビング・応接室が並列に配
置されています。これらの部屋は、壁面収納の可動間仕切りで仕切
られていますが、大人数が集まるような時には、間仕切りを収納す
ることにより、大きなワンルームとしての利用が可能であり、壁面
の大部分を収納としたことと併せて、様々な生活スタイルに対応し
て行けるだろうと考えています。天井・壁・造作等は白を基調に、
床は少し深めの色を選択することにより、実際の生活での人やモノ
の背景としての演出に撤しました。

2階は個室が3部屋と大きなバルコニーが配置されています。それ
ぞれの個室には部屋内のクローゼットのほかに、専用のウォーキン
グクローゼットが付され、十分な収納スペースを準備しています。

住宅は人生という演劇の舞台です。出演者の家族が演じる1つ1つ
のシーンを素晴らしいものにするための舞台構成の演出。機能的で、
ゆとりがあって、暖かくて、明るい。
家族のつながりを高めて、 なおかつそれぞれが自由に生活できる。
そんな住宅を目指しました。


                   山岡哲哉建築設計事務所  山岡 哲哉

N-HOUSE awaji 2002